権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】仕事が変わる!「アゲる」質問

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4866630531

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、板越正彦(いたごし まさひこ)氏著書『仕事が変わる!「アゲる」質問』です。

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引用元:https://www.businesscoach.co.jp/coach/

 

板越氏は、世界的企業インテルの元執行役員です。

在職中にコーチングの資格を取得されて独立、現在はベンチャー向けのコンサルティングや大学院で講師を務めるなど、幅広くご活躍されています。

 

インテルでは社内トップクラスの業績を上げられますが、部下が上司を評価するという独自の制度において、板越氏は最低評価を受けてしまいます。

そこからご自身の部下に対する関わりを変え、評価と業績を大きく回復されます。

そして、同社のトップ0.5%に属するリーダーに2度選出されたそうです。

 

部下から厳しい評価を受けた板越氏が変化されたきっかけが、本書のタイトルである「アゲる質問」だといいます。


「アゲる質問」と「サゲる質問」

下記は本書の冒頭の内容ですが、身近に感じられる方も多いのではないでしょうか。

  

「宿題はもう終わったの?」

誰しも、子どものころに一度は耳にしている質問です。

あなたも、このひと言を言われたとたん、どんなに上機嫌でも一気に気持ちは落ち込んだのではないでしょうか。

 

このように、質問に強制や批判の要素が含まれたり、聞き手が怒られていると感じるような質問を、板越氏は「サゲる質問」と呼んでいます。

 

「サゲる質問」は、仕事の生産性やモチベーションを下げます。

板越氏が低い評価を受けた原因は、部下に対して無意識のうちに『こんなこともわからないの?』といった「サゲる質問」ばかりをしていたからだそうです。

 

反対に、質問の仕方を少し変えるだけで、生産性やモチベーションを上げる「アゲる質問」になるといいます。

先の宿題の例では『今日はどんな宿題が出たの?』と尋ねれば、相手を追い詰めずに、関心を寄せていることが伝えられるのだそうです。

 

本書では、板越氏がコーチングによって培われた「アゲる質問」を、豊富な具体例を交えて紹介しています。


「アゲる質問」の特徴

私は本書を読み、「アゲる質問」には次のような特徴があると学びました。

 

・質問者が答えを示さずに、聞き手に答えを考えさせる

・全身が耳になったつもりで、相手の話を真剣に聞く

・否定的な言葉遣いは避けて、「どうやったらできるか?」という生産的な表現にする

・質問者が望む答えに誘導しない

・適度な距離感で、相手をサポートする

 

「アゲる質問」の表現を学ぶことも大切です。

ですがそれ以上に、本当に相手に関心を寄せているかどうかが言葉や態度に表れるので、相手に興味を持つことがとても重要だと感じました。


自らの改善点を質問する?

また、私が板越氏の講演を拝聴したときに、印象に残っている場面があります。

「組織をより良くして、成果を上げるためにはどうすればよいか」という、ある経営者の問いに対して、板越氏は次のように答えられました。

 

『組織のメンバーに、自分がどこを直したらよいかを、質問してみてはいかがでしょう。』

 

経営トップが改善すべきポイントを、組織の仲間に自ら尋ねるというのは、かなり勇気が要ることかもしれません。

しかしそれが必ずよい結果をもたらすのだと、板越氏はご自身の経験からお話をされたのです。

大きな結果をつくられてもなお謙虚な姿勢に、私は非常に感銘を受けました。

 

私自身、仲間たちとは対等な関係で仕事をしていますが、組織のリーダーとして矢面に立って、仲間たちを引っ張っていく場面も多いです。

本書からの学びを活かして、仲間と一緒にさらに大きな結果をつくります。

 

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【スピーチ】人を惹きつける話し方

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回は、スピーチの動画を紹介します。

まずはこちらをご覧ください。

 

ジュリアン・トレジャー「人を惹きつける話し方」

www.ted.com

ジュリアン氏はイギリス出身で、音楽や出版業界の仕事を経たのち、音に関するコンサルタント会社を設立されます。

ミュージシャンとしてのキャリアも長く、音のプロフェッショナルです。

 

この動画では『人間の声は、世界で最も力強い音だ』と語るジュリアン氏が、聞き手を惹きつける話し方について、実演を交えながらプレゼンしています。

10分という短いスピーチの中にも、興味深い内容がたくさん詰まっています。


このような話は聞きたくない!

まず、相手が聞きたくなくなるようなことは話さないよう、話者としての習慣を変えようと提案をされています。

 

・うわさ話をする

・批評する

・ネガティブな内容

・不平を言う

・言い訳をする

・誇張する、嘘をつく

・独善的になる(事実と意見を混同する)

 

不満や愚痴などを話してしまった経験は、誰もがあるのではないでしょうか。

話を聞く側からすれば、もっと聞きたいという気持ちにはなりませんよね。


聞く人が興味を持つ話し方とは

ジュリアン氏は、私たちの話に聞き手が興味を持ち、より伝わるようになる4つのポイントを紹介しています。

 

・正直であること

・素直さ

・誠実さ

・愛(他人の幸せを願う)

 

話している内容そのものよりも、話し手がどんな思いで言葉を発しているのか、聞き手は敏感に感じ取ります。

言葉(言語)に表れないニュアンスは、話しているときの音、つまり「声」に表れているのですね。

 

動画の中でジュリアン氏は、声の高さ、抑揚、話すスピードなどのポイントを挙げて実演されています。

話し方を少し変えるだけで、聞き手が受ける印象がガラッと変わるのが分かるかと思います。

 

最後には、よい声を出すためのエクササイズを観客と一緒におこなっています。

プレゼンで紹介された内容はすべて、トレーニングを積むことで誰でも改善できるのですね。



私が起業を志したきっかけのひとつは、メンターの情熱的なスピーチです。

 

「絶対に目標を達成して人生を変えていくんだ!」という強烈な決意に感銘を受け、私もメンターのような経営者になりたいと思ったことをはっきりと覚えています。

多くの人の心が動くようなプレゼンができるようになりたい一心で、メンターの留守番電話に向かってメッセージを吹き込んで、スピーチの練習を毎日していました。

 

もちろん話し方だけがすべてではありませんが、自分の思いが相手により伝わりやすくなるように、リズム、声のトーンなど、話し方を変える大切さにも気づきました。

 

今では私自身、多くの方の前で講演をさせていただく機会に恵まれました。

起業を通じて、話し方をトレーニングしてきたことは良かったです。

とはいえ、まだまだ道半ばですので、これからもプレゼン力を磨いていきたいと思います。



とても興味深い動画でした。

スピーチでも、普段の会話でも、話し方を少し意識するだけで、大きな変化があるかもしれないですね。

 

【本】神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り(後編)

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4046023759

 

こんにちは。権藤優希です。

 

前回に引き続きまして、星渉(ほし わたる)氏著書『神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り』を紹介します。

 

※前回の記事はこちら

gonbook.hatenablog.com

 

前回は、「自分はこんな人だ」という思い込み(自己評価)を、求める結果にふさわしいものに書き換えることが大切であるとお伝えしました。


自信が生まれる2つの段階

さて、本書の後半には「自信」のつけ方が紹介されています。

 

『上手くいくかわからないことにも、意欲的に取り組めますか?』

こちらは著者の星氏の問いかけですが、皆さんならどう答えますか?

 

「私は自信がある」と自分で思えているでしょうか。

あるいは「正直、自信はないなぁ」と感じている方もいるかもしれません。



星氏は、自信は後天的に作り出せることができて、2種類の段階があるといいます。

 

1つは、『自分でやると決めたことが"できた"という経験をしたとき』に、自信が生まれるのだそうです。

 

どんなに小さくても構わないので、やると決めたことを"できた"と認識する(自らを承認する)のがポイントだといいます。

脳科学の言葉で「自己効力感」といい、ものごとに対して「自分はできる」と実感することが、自信につながるのだそうです。

 

もう1つが、『できることが増えて、自分自身を好きになる』という段階です。

 

"できた"という体験を繰り返すうちに、自分のプラスマイナス両面を受け容れられるようになり、未来の自分に期待を持てるようになるといいます。

どんな自分も、自分で認めてあげられる。

このことを「自己肯定感」と呼ぶそうで、自己肯定感を養うためにはしっかりとした自己効力感の土台が必要であるといいます。

 

決めたことをやると、魅力が高まる

つまり、自信をつけるための第1歩は「自分で決めたことをやる」なのですね。

小さな"できた"の積み重ねが、どんなことにも果敢にチャレンジできる自分を作り上げていく。

星氏のメッセージを読み、ますます行動を起こしたくなってきました。



私も、事業で大きな目標を達成したときに、『やると約束したことをやったぞ!』と、大勢の前で分かち合いました。

 

メンターから、結果をつくるために教えていただいた中でも最も大切な要素の1つが「決めたことをやる」だと思います。

そして、周りを惹きつけるような魅力がある人に共通しているのは、目標を達成している、つまり「自分で決めたことをやっている」であると確信しています。

 

本書を読んで、がむしゃらに目標を追いかけていたころを思い出し、また現在の新しい目標に向かって、やるべきことに向かうエネルギーがぐんと高まりました。

 

勇敢で筋肉質なメンタルを手に入れたい方は、ぜひご覧になってはいかがでしょうか。

 

【本】神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り(前編)

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参考:https://www.amazon.co.jp/dp/4046023759

 

こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、星渉(ほし わたる)氏著書『神メンタル 「心が強い人」の人生は思い通り』です。

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引用元:星 渉@神メンタル著者(7万部突破) (@WataruHoshi1) | Twitter

 

星氏は、大手企業に勤めていたときに、東日本大震災に遭われます。

以降、本当に自分がやりたいと思ったことだけに時間を注ぎこもうと決心し、独立されます。

 

心理学や脳科学に基づいた独自のノウハウで、起業家の育成や講演活動など多岐にわたってご活躍中です。

 

本書では、私たちの気持ちの変化や行動について科学的に説明しながら、人生を思い通りにするための「メンタル」のつくり方を紹介しています。


脳は、思い込みに基づいて情報を探す

努力をしているのになかなか結果が出ない、変わりたいと思っているけど勇気が出せない。

このような気持ちは誰もが抱いたことがあるのではないでしょうか。

 

星氏によると、人間の脳は、現状を維持しよう(変化したくない)とする機能をもともと持っているそうなのです。

個人の性格とは関係なく、誰にでも当てはまることなのですね。

 

さらに脳は、今の自己評価、つまり「私はこんな人だ」という思い込みにふさわしい情報だけを認識するようにできているといいます。

つまり、「自分にできるわけがない」思っていると、できない理由を脳が探しはじめて、無意識のうちにチャンスを見過ごしてしまうのだそうです。

 

メンタル = 自己評価

逆に言い換えれば、自己評価を効果的なものに書き換えることで、望む結果に向けて行動できるようになるといいます。

 

星氏によれば、この自己評価こそが「メンタル」なのだそうです。

 

メンタルを高めると、気合と根性で踏ん張るといった感覚ではなく、勝手に行動したくなるという気持ちになるのだそうです。

これは驚きですね。



私も、メンターから「行動の積み重ねが今の結果をつくるから、望む結果から逆算した選択と行動をすることが大切」と教えていただきました。

 

私は早く大きな結果が欲しかったので、起業の準備をはじめた日から、「自分が100人の組織のリーダーだと思って行動すること」と教わったことを徹底しました。

 

今この瞬間から、100人の組織のリーダーという「未来の自己評価」で振る舞うので、はじめのうちは違和感も感じました。

それでも、今の自分とのギャップを埋めて、理想の結果を手に入れようと懸命に努力しました。

そして現在も、新しい目標に向かってメンタルを磨き続ける毎日です。



本書はとても興味深い内容が多いため、続きは後日あらためて紹介したいと思います。

 

【本】人生うまくいく人の感情リセット術

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引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/4837985718


こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、樺沢紫苑(かばさわ しおん)氏著書

人生うまくいく人の感情リセット術』です。

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引用元:Amazon.co.jp: 樺沢 紫苑:作品一覧、著者略歴

 

精神科医、作家など多岐にわたってご活躍されています。

 

著書に、当ブログで以前に紹介した『神・時間術』、『学びを結果に変えるアウトプット大全』などがあります。

gonbook.hatenablog.com

gonbook.hatenablog.com

 

『世の中の「悩みの9割」は、本書で解決します』と冒頭に書かれています。

心理学、精神医学、脳科学などの科学的な研究に裏付けられた、感情をリセットする再現性の高い方法が多く載せられています。

 

その中から、人間関係を好転させる方法について、一部を紹介します。


話を「聞く」ことがコミュニケーションのコツ

一番簡単なことは、コミュニケーションの量を増やすことだそうです。

 

「あいさつをする」「雑談する」「聞く」

この3つをきちんと行うこと。

特に「聞く」ことを意識するだけでも、人間関係はかなり改善されるといいます。

 

人は自分の話を聞いてもらうと、自分が承認されたという「承認欲求」が満たされるのだそうです。

しっかりと聞くことで、相手に関してより多くの情報を得られるだけでなく、「あなたに興味があります」と姿勢で示すことになります。

 

自分の聞く姿勢次第で、相手のことをより深く知ることができて、よりオープンな関係を築けるのですね。 

樺沢氏は、「話す」と「聞く」の割合を2対8にすることをおすすめしています。

 

シンプルですが、コミュニケーションは奥が深く、学ぶほどに人生をより豊かにすると感じました。

コミュニケーションのみならず、何事も自分自身の姿勢が大事ですね。

 

私も日々学びながら、実践していきます。

 

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【本】遊ばない社員はいらない(後編)

テーマ:プレイヤーとして振る舞う

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引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/4478014841

 

こんにちは。権藤優希です。

 

前回に引き続き、高島郁夫(たかしま ふみお)氏著書『遊ばない社員はいらない』の紹介をします。

 

(前編はこちら)

gonbook.hatenablog.com

 

遊びが仕事に? 

高島氏はとても多趣味で、そのうちのひとつが15年以上続けているトライアスロンです。

出場を繰り返すうちにトライアスロン仲間が増え、またその多くが会社を経営している社長だったそうです。

 

そこから、トライアスロンの会社「アスロニア」を共同で設立することになったといいます。

 

遊びが仕事になり、仕事が遊びになる。

そんな生き方に憧れる方も多いのではないでしょうか。

 

ノウハウは経験から体得するもの

自らを遊び人と称する高島氏は、仕事とプライベートをON・OFFで分けるような考え方をせず、ずっとONであるといいます。

そして、良いアイデアを思いつくのは、趣味を楽しんでいるときや、あるいは社内外の人たちと食事をしているときが多いのだそうです。

 

高島氏の「遊び」とは、何でも好き勝手やっていいということではなく、自分が顧客や消費者の立場になっていろいろなことを経験し、それを仕事に活かすということなのですね。

 

私はチャレンジャーだと思う。そのぶん失敗も多い。

でも、何もしないで人の行動を評論家のように客観的に論ずる人より、失敗のリスクを負ってチャレンジする人のほうがはるかにマシだと思う。

 

仕事のノウハウは、誰かに教えてもらったわけではなく、さまざまな経験を通じて身につけたもの。

だからこそ、あらゆる体験をすることが大切だといいます。



私は本書を読み、体験から学ぶことの大切さをあらためて感じました。

同時に、メンターから「次の3つの立場がある」と教わったことを思い出しました。

 

・ファン(行動する人を外から見る)

・レポーター(行動する人を評価する、批評する)

・プレイヤー(自らが行動する)

 

そして、自分を成長させて理想の結果を手に入れるためにも、私自身が常にプレイヤーとして挑戦しつづけています。

 

行動する、挑戦するということは、その結果を受け入れる責任を持つ、覚悟をすることとも言えます。

 

そのようなプレッシャーがかかった状態から逃げずにまっすぐ向き合ってきたから、分厚いメンタルを鍛えることができたと感じています。

 

壁にぶつかったり、失敗したこともたくさんありましたが、自らの行動によっていろいろな困難を乗り越えて、「私は目標を必ず達成する人間だ」という信念を強くしてきました。

 

 

チャレンジを重んじる高島氏の姿勢から、多くのことを学べる一冊でした。

 

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【本】遊ばない社員はいらない(前編)

テーマ:考えながら仕事をする

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引用元:https://www.amazon.co.jp/dp/4478014841

 

こんにちは。権藤優希です。

今回紹介する本は、高島郁夫(たかしま ふみお)氏著書

遊ばない社員はいらない』です。

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引用元:楽しんだヤツしか人を楽しませられない|ダイヤモンド・オンライン

 

インテリアショップ「Francfranc」を運営する、株式会社Francfranc(※)の代表取締役社長でいらっしゃいます。

家具メーカーの営業マンを経て、34歳で起業されます。

(※)本書が発表された2010年時点の社名は、株式会社バルス

 

本書には、「仕事そのものが楽しい」と語る高島氏の仕事に対するこだわりが、ありのままに綴られています。

 

仕事を楽しくするには

高島氏は、新しい価値を生み出すことが会社の使命であると言います。

商品のコンセプトから会社の成長にいたるまで、新しい価値とは何か?を考えることが、最も大切な仕事なのだそうです。 

 

考えながら仕事をすることの大切さを、次のように例えています。

 

ある商店街で、10人でキャベツ売りをしたとしよう。

まったく同じキャベツで、同じ値段である。

そうすると同じものなのに必ず1位から10位まで順位がつく。

この差は何だろう。

 

つまり、売り人の言葉やしぐさで売れ行きが変わるということだ。

これはお客様が売り人の言葉やしぐさから価値の差を見出しているということだ。

 

同じ商品やサービスを扱っていても、人によって結果が異なる。

特に、営業職の経験がある方ならイメージしやすいのではないでしょうか。

 

私も会社員のときは営業職でしたので、場数を踏みながらも、どうやって営業成績を伸ばそうかと考えを巡らせていました。

 

工夫や改善を繰り返していくから仕事が楽しくなる。

それにつれて結果も伴ってくると、さらに好循環が生まれて、ますます仕事が楽しくなります。

 

仕事を単なる作業とみなすのか、どうやったら良くなるかと考えて創意工夫を凝らすのか。

つくられる結果だけでなく、仕事に取り組んでいるときの感情も、その人の姿勢によって大きく変わるのですね。



本書からはとても多くの学びを得られます。

この続きと感想は、後日あらためて紹介します。

 

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