【本】できる男は超少食(前編)
こんにちは。権藤優希です。
今回紹介する本は、船瀬俊介(ふなせ しゅんすけ)さん著書、
“できる男は超少食”
です。
出典:船瀬俊介プロフィール
ジャーナリスト・評論家。
食品・医療・環境問題を主なテーマに執筆や講演活動をおこなわれ、これまでに300冊以上もの著書を発表されています。
本書は、タイトルが示すように、
・第一線で活躍している人の多くは一日一食などの超少食であること
・少食にすることで、健康にどのような良い影響があるか
を、文献を示しながら医学的な根拠に基づいて説明しています。
さらに、著者ならびにさまざまな方のファスティング(断食)体験もまとめられているため、すぐに実践できるイメージが湧きやすいと思います。
少食がもたらすメリット
イライラしてついやけ食いしてしまう、満腹になると眠くなる…。
食べ過ぎることの身体への影響は、誰もが一度は感じたことがあるのではないでしょうか。
著者は、少食にすることで、健康・美容・仕事などに多くのメリットをもたらすと本書を通じて述べています。
・肥満のリスクを減らし、生活習慣病の予防や改善につながる
・肌がきれいになり、若々しくなる
・集中力が高まり、仕事の能率が上がる
など…
私は一日に執筆した枚数を400字詰めに換算して記録しています。一日のノルマは50枚です。ところが、一日一食を徹底すると、たちまち80枚の新記録を樹立。さらには96・6枚と約2か月で大幅更新しました。これは、明らかに一日一食の効果です。(本書p16より)
著者によれば、毎日三食をきちんと食べた場合、食物の消化吸収に必要なエネルギーは、フルマラソンで消費するエネルギーに相当するのだそうです。
少食にすることは、消化吸収に費やすエネルギーを抑えて排毒を促進し、本当の意味で身体を疲れにくくするという意味があるのですね。
「真の健康体であれば、一食か二食抜いた場合の空腹時が最も快調なのです。
もし、一食なり二食を抜いただけで、脱力感が現れる人は、胃下垂症か潜在性糖尿病か、あるいは、その他、何らかの病的状態にあるものとみて間違いありません。真の健康体に近い人であれば、一食や二食を抜いたからといって、決して力が抜けたり冷や汗が出たり、目まいがしたりするものではありません」(甲田光雄著『断食・少食健康法』春秋社)
(本書p28~p29より)
空腹感が長寿遺伝子に作用する
また、少食であることと寿命の長さに関係があることが、アメリカの研究で明らかになっています。
1999年のサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)の発見により、少食長寿は医学的にも立証されました。
(中略)長寿遺伝子が発動すると、全身細胞の遺伝子に”保護層”ができ、活性酸素などから遺伝子を守ります。
その長寿遺伝子をスイッチオンにするのはカロリー制限、つまり空腹感だということが明らかになったのです。(本書p5より)
少食にすることで、長寿遺伝子の他にも、体内の臓器や組織が持つ自浄作用・自然治癒力が高まり、免疫力がアップすることがわかっているそうです。
つまり、少食であることは病気の予防につながり、ひいては長生きにつながることが立証されているのです。
自分の身体をメンテナンスする
本書には、前述した内容のほかにも、少食によるさまざまなメリットが記されています。
興味を持たれた方はご覧になってはいかがでしょうか。
私も、食事量を抑えることによって、仕事のパフォーマンスが上がったという体感があります。
何年か前までは、我慢しなければとわかっていても、好物だったエクレアについ手が伸びてしまうことがありました。
ですが、私がお世話になっているメンターとサーフィンでご一緒したときに、メンターの筋肉ムキムキな身体、そして食事や身体づくりへのこだわりを目の当たりにして、私も食事について見直そうと改心したのです。
私も執筆などで深夜まで仕事をすることが多々あります。
それでも、少食にすることで胃腸への負担が減り、疲れにくくなったと感じています。
すると、睡眠時間が短くても、翌日はすっきりと目覚めることができて、朝から集中して仕事に取りかかることができます。
仕事で最大限のパフォーマンスを発揮するためにも、自分の身体をメンテナンスすることが大切だと、あらためて思いました。
後編では、本書に示されている少食の具体的な実践方法についてお伝えします。
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