権藤優希の読書手帖

株式会社シーマネジメント代表、「ごん×櫻井のモテモテ塾」主宰を務める傍ら、読んだ本を中心に日常を書いています。

【本】疲れない体をつくる免疫力(前編)

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こんにちは。権藤優希です。

 

今回紹介する本は、安保徹(あぼ とおる)さん著書、

”疲れない体をつくる免疫力”

です。

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出典:医学博士安保徹の公式サイトです

 

東北大学医学部をご卒業後、1980年のアメリカ留学中に「ヒトNK細胞抗原CD57に対するモノクローナル抗体」を作製。

ほか、胸腺外分化T細胞の発見、白血球の自律神経支配のメカニズムの解明などで国際的な注目を集めた、免疫学の世界的権威でいらっしゃいます。

 

本書では、免疫力を高めて、疲れない体(疲れをためない体、疲れてもすぐに回復する体)をつくるための方法が多数紹介されています。

 

免疫力を高めるポイントは「自律神経」

”疲れ” とは、病気になる手前で体が発するSOSのようなものだと著者は仰います。

 

そこで、私たちの体にもともと備わっている免疫力を高めれば、疲れを感じにくくなり、病気にもなりにくくなるといいます。

そして、免疫力を高めるポイントが、自律神経(交感神経と副交感神経のバランス)を整えることなのだそうです。

 

交感神経と副交感神経は、通常は拮抗関係にあり、シーソーのように交互に活発化して、体に働きかけています。(中略)

このシーソーの働きがうまくいっている時は、生活にメリハリがつき、体調もいい状態が続きます。

ところが、シーソーの働きを無視して、働きすぎたり、リラックスしすぎたりといった生活を続けていると、一方の神経だけが優位になり、(中略)偏った側に特有の疲れが現れ、その先に病気が待っているのです。(本書p28~p29より)

 

生活習慣の乱れや過度のストレスは、自律神経のバランスを崩す原因と考えられています。

著者は、自律神経のバランスを保つことが、疲れや病気知らずの健康的な生活につながると述べています。

 

自律神経を整える具体的な方法

本書では、日常生活で誰もが実行できる、自律神経を整えるための方法が多く挙げられています。

 

  • デスクワークは1時間に1回休息を取り、軽く体を動かす

(血流を回復させ、体温を上げる)

 

(呼吸によって自律神経を刺激する)

 

  • 食物繊維を含む食品や、発酵食品を摂る

(腸内環境を整えて、免疫機能を高める)

 

  • 週末にジョギングやウォーキングなどの軽い運動をする

(自律神経のバランスが整い、疲れにくい体質になる)

 

自律神経のシーソーをきちんと機能させるような、メリハリの利いた生活が、血流と体温を保ち、代謝を促進して、疲れない、疲れても回復しやすい体をつくるのです。(本書p211より)

 

働きすぎの生活も、逆にリラックスしすぎのたるんだ生活も禁物。

自律神経と免疫の関係を知り、疲れと上手に付き合うことが大切だと著者は仰います。

 

仕事も健康ありき

いつもと趣向を変えて、健康に関する本をテーマにしました。

 

めいっぱい仕事をして達成する醍醐味も、多くの仲間と充実した日々を過ごす喜びも、健康があってのことだと私は感じています。

 

私が20代の頃は、会社に勤めていたときの連日の深夜残業だったり、起業の準備をしていたときの猛烈なハードワークだったりと、健康面を二の次にしてしまう場面も正直ありました。

今は、仕事のパフォーマンスを最大限にしたいからこそ、健康には気を使うようになりました。

 

日頃のちょっとした心がけで、疲れにくい体をつくることができる。

本書の内容を活用して、いつまでもメリハリのあるパワフルな日々を送りたいものです。



後編では本書第4章の内容より、「睡眠」についてピックアップします。

 

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